【東京都渋谷区】ビル地下 機械室 設備撤去・搬出

【案件情報】
所在地: 東京都渋谷区
建物種別: ビル地下 機械室
工事種別: 設備撤去・搬出

工事概要:
ビルの老朽化したボイラーを、新しいボイラーへ更新するために撤去・搬出を行いました。アスベスト含有のパッキンを使用していたため、飛散防止の対策を徹底して作業を実施しました。

施工の背景:
既存のボイラーが老朽化し、機能性の低下やアスベストパッキンの使用といった課題がありました。これらの問題を解決するため、新しいボイラーへの更新が決定しました。

▷工事における主な課題と解決策
重量と搬出経路の制約:
課題: 総重量が6トンを超える大型ボイラーでしたが、搬出経路の間口が狭く、一体での搬出が不可能でした。

解決策: 門型クレーンを使用してボイラーをその場で分解し、重量とサイズを小さくして搬出する計画を立てました。これにより、狭い通路でも安全に搬出作業を進めることができました。

アスベストの飛散防止:
課題: ボイラーのパッキンにアスベストが含まれていたため、解体・撤去時に粉じんが飛散するリスクがありました。

解決策: 作業エリアを密閉し、アスベストの飛散を防止する厳重な対策を実施。専門的な知識と手順に基づき、アスベストを除去・処理することで、安全を確保しました。

部材の錆と固着:
課題: ボイラーの分解部分のネジやボルトが長年の使用により錆びつき、固着している箇所が多数ありました。

解決策: 熟練した技術と適切な工具を使い分け、部材を傷つけることなく慎重に分解を進めました。想定外の固着箇所も臨機応変に対応し、作業の遅延なく撤去・搬出を完了させました。

▷工事内容の詳細
現場での綿密な調査後、門型クレーンを設置。ボイラーのプレートを1枚ずつ慎重に分解し、搬出可能なサイズにしました。アスベストの除去と並行して、安全に配慮しながら部材の搬出作業を進めました。

▷施工結果
重量オーバーと搬出経路の制約、アスベスト問題という複数の課題がありましたが、事前の綿密な計画と現場での臨機応変な対応により、無事に全てのボイラーを撤去・搬出することができました。アスベストも適正に処理し、次の工事へスムーズに引き継ぐことができました。

  • 場所

    東京都 渋谷区

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