▶案件情報
所在地: 東京都
建物種別: 病院 機械室
工事種別: 設備撤去工事
▶工事概要
病院の機器入れ替えに伴い、老朽化した大型冷凍機を撤去・搬出する工事を行いました。
▶施工の背景
病院設備の更新計画に基づき、既存の冷凍機を新しい機器に入れ替える必要がありました。
・工事における主な課題と解決策
一体搬出における床面・通路の強度確保:
課題:
冷凍機を分割・解体せず一体で搬出することで工期を短縮できましたが、その総重量は約15トンにも及びました。このため、床面の強度不足や搬出経路の保護が大きな課題となりました。
解決策:
事前に床の強度を詳細に調査。搬出経路には鉄板や専用のレールを敷設するなど、入念な道づくりを行うことで、床面への負荷を分散させ、安全に搬出できる環境を整えました。
・重量物の搬送方法:
課題:
15トンという重量から、人力や一般的な搬送機材での移動は不可能でした。また、フォークリフトなどの重機も使用できない環境でした。
解決策:
機器の下にチルローラーを履かせ、本体を浮かせた上で、チルホール(ワイヤー牽引機)を駆使して慎重に引っ張りながら移動させました。これにより、狭い機械室内でも安全に、かつスムーズに搬出することが可能となりました。
▶工事内容の詳細
冷凍機本体に接続されている配管などの付属設備を先に解体・分離しました。その後、15トンの本体を一体のまま搬出。チルローラーとチルホールを用いて慎重に移動させ、クレーンでの吊り上げが可能な位置まで搬出しました。最後にクレーンで吊り上げ、トラックへの積み込みを行い、無事に撤去作業を完了させました。
▶施工結果
重作業専用の特殊機材であるチルホールを使用することで、一般的な重機が使えない環境でも15トンの重量物を安全かつ効率的に搬出することができました。床面や建物を傷つけることなく、計画通りに工期を短縮して作業を完了させ、次の機器設置にスムーズに引き継ぐことができました。

