■案件情報
所在地: 神奈川県横浜市
建物種別: 小学校(公共施設)
工事種別: 外部足場架設・解体
■工事概要
校舎の室外機および室内機の更新工事に伴い、配管作業を安全に行うための外部足場を地上1階から4階屋上まで設置いたしました。
-施工の背景
校舎内の空調設備が耐用年数を迎え、機器の全面更新が必要となりました。それに伴う外部配管の敷設作業や機器搬入のため、高所作業用の足場が必要となりました。
-工事における主な課題と解決策
公共工事ならではの厳格な施工基準:
-課題: 小学校という公共施設の工事であり、指定された足場の組み方や安全基準、資材の管理など、民間工事以上に厳格なルールを遵守する必要がありました。
-解決策: 施工前に発注者の指定する安全基準を徹底して確認。手すりの先行設置や巾木の取り付け、墜落制止用器具の完全使用など、基本を忠実に守った施工体制を構築しました。
▶児童の安全確保と迅速な施工:
課題: 学校内での作業となるため、児童や教職員の安全を最優先に考え、教育活動を妨げない迅速な施工が求められました。
策: 資材搬入時の交通誘導員配置や立ち入り禁止区域の徹底を行い、無駄のない段取りによって短期間で安全に足場を組み上げました。
▶工事内容の詳細
地上から4階屋上までの外壁面に沿って、クサビ式足場を架設しました。配管工の方々が効率よく、かつ安全に作業ができるよう、通路の幅や手すりの高さに配慮して組み立てを行いました。 作業完了後の解体時には、壁つなぎ(足場の転倒防止用アンカー)の跡を、防水性能を損なわないよう丁寧にコーキング処理し、元通りの美観と防水性を確保しました。
▶施工結果
発注者様や元請け様からの指摘事項も一切なく、全てのルールを遵守して安全に工事を完了させることができました。アンカー跡の補修まで丁寧に行い、後の工程がスムーズに進むよう万全の状態で引き継ぎを行いました。
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場所
神奈川県横浜市

