【埼玉県 鴻巣市】工場　定盤搬入・据付工事

【案件情報】
所在地: 埼玉県鴻巣市
建物種別: 工場
工事種別: 設備搬入・据付

【工事概要】
工場内に新たに溶接設備を導入するにあたり、溶接台となる定盤の搬入から据付までの一連の作業を行いました。

【施工の背景】
生産ラインの拡充および溶接作業の効率化を図るため、工場内に専用の溶接設備を新設することになりました。その基盤となる定盤を正確に据え付けることが求められました。

▶工事における主な課題と解決策
重量物の荷下ろしと搬入経路の確保:
課題:
定盤はサイズに対して重量が約3トンと重く、工場内への搬入経路が狭く、複雑なため、重機の選定と搬送方法が課題となりました。
解決策:
荷下ろしには13トンラフタークレーンを使用し、安全かつ迅速に作業しました。また、狭い工場内ではチルローラーを使い、人力で細かな方向調整を行いながら、既存設備を傷つけることなく慎重に搬入しました。

設置場所の床レベル調整:
課題:
設置場所の床面に凹凸があり、そのままでは定盤の水平が保てませんでした。溶接作業の精度に直結するため、精密なレベル調整が必要でした。

解決策:
搬入・据付時にレーザーレベルなどを用いて、ミリ単位で高さと水平を調整しました。これにより、溶接作業に最適な、完璧に水平な状態での据付を実現しました。

▶工事内容の詳細
定盤加工会社から運搬された定盤を、13トンラフタークレーンで荷下ろし。工場内ではチルローラーを駆使して、狭い経路を通過させました。最終的な設置場所では、レベル調整を行いながら、精密に据付作業を完了させました。

【施工結果】
重量物の運搬・据付において、既存設備を一切損傷させることなく、無事に定盤の設置を完了させました。特に、溶接台として求められる水平レベルも完璧に調整でき、お客様に大変ご満足いただけました。