【案件情報】
所在地:埼玉県
建物種別:物流倉庫
工事種別:新設コンベア(小包区分機)搬入・据付工事
【工事概要】
埼玉県内の物流倉庫にて、新たなコンベアラインの増設に伴う、新設コンベアの搬入・据付工事を行いました。
今回設置するコンベアは、複数に分割されたユニットを現場内へ搬入し、それぞれを所定の位置へ並べながら一つの長い搬送ラインとして仕上げていく構成です。
図面をもとに設置位置の墨出しを行い、屋外からフォークリフトで各コンベアを倉庫内へ搬入。その後、各ユニットの位置・高さ・接続部分の隙間を確認しながら据付を進めました。
【施工の背景】
物流倉庫内の設備増設に伴い、新しいコンベアラインを設置したいというご依頼でした。
コンベア設備は、単体を所定位置へ置くだけではなく、複数のユニットを連続して接続することで一つの搬送ラインになります。
そのため、一台ごとの設置位置にわずかなズレが生じるだけでも、ライン全体では大きなズレにつながる可能性があります。
今回の工事では、搬入から据付までを行うだけでなく、図面上の位置と実際の施工位置を照合しながら、長いコンベアライン全体をきれいにそろえて設置することが重要なポイントとなりました。
【工事における主な課題】
—長いコンベアユニットを変形させずに搬入する
今回搬入するコンベアの中には、分割された状態でも長さのあるユニットが含まれていました。
このような長尺物をフォークリフト1台で持ち上げると、支持する位置によっては中央部分に負荷が集中し、コンベア本体がたわんだり、フレームに歪みが生じたりする可能性があります。
そこで長いユニットについては、フォークリフトを2台使用し、荷重を分散させながら慎重に搬入しました。
長い設備では「持ち上げられるか」だけでなく、「設備そのものを変形させずに運べるか」まで考えて搬送方法を決めることが重要です。
—複数ユニットの位置とレベルをそろえる
コンベアは複数の分割ユニットを並べて一つの長いラインを形成するため、設置位置だけでなく高さの調整も重要になります。
一つのユニットだけを見るとわずかな高低差でも、長いラインとして接続した際には段差や位置ズレにつながります。
そのため、図面を基準として墨出しを行い、設置位置を確認しながら各コンベアを配置。さらにレベルを確認しながら高さを調整し、分割コンベア同士の接続部分についても隙間を測定しながら据付を進めました。
【工事の内容】
まず施工図面を確認し、倉庫内の床面へコンベアの設置位置を墨出ししました。
施工写真でも確認できるように、メジャーによる寸法確認やレーザーを使用しながら基準線を設定し、コンベアを設置する位置を事前に明確にしています。
その後、屋外に搬入されたコンベアをフォークリフトで荷下ろしし、倉庫内へ順次搬入しました。
長尺のコンベアについては、フォークリフト1台で無理に支持するのではなく、2台を使用して複数箇所を支えながら搬送。フレームへ余計な負担を掛けないよう慎重に移動しました。
倉庫内では墨出しした基準位置へ各コンベアを配置し、ライン全体の位置を確認しながら据付を実施。
各ユニットの高さについてもレベルを確認し、隣り合うコンベアとの隙間や接続位置を測定しながら調整しました。
複数のコンベアを一つずつ正確に配置することで、最終的に長い一連のコンベアラインとして整えていきました。
【施工結果】
複数に分割されたコンベアを図面どおりの位置へ搬入・据付し、ライン全体をきれいにそろえて設置することができました。
長尺ユニットについても、フォークリフト2台を使用して荷重を分散しながら搬入することで、コンベア本体へ無理な負荷を掛けることなく施工を進めています。
また、墨出し・位置確認・レベル調整・ユニット間の隙間確認まで一つひとつ行うことで、複数のコンベアを連続したラインとして整えることができました。
コンベアの搬入・据付では、設備を倉庫内へ運び込むだけでなく、長尺物を変形させない搬送方法と、ライン全体の位置・高さをそろえる据付精度が重要になります。
株式会社土屋重量機設では、現場条件や設備の形状に合わせて使用する搬送機材や施工方法を検討し、重量設備・大型設備の搬入から据付、位置出し、レベル調整まで対応しています。

